ボタン(牡丹)の花言葉

牡丹の花言葉は「王者の風格・富貴・高貴・壮麗・恥じらい」です。
牡丹の花はクジャクが羽を広げたような見事な花姿と顔の大きさほどもある大きな花が特徴的で、牡丹に含まれる成分は生薬として利用されています。

牡丹は古くから世界各地で栽培され、その花の美しさは特別で高貴なものとして扱われていました。

牡丹の自生地中国では、その花姿が他の花を圧倒するほど豪華で気品があることから「花王」「花神」とも呼ばれ、国花ともなっています。

牡丹の花の豪華さはシーボルトもこれぞ「皇帝の花」と賞美したほどで、流通の少なかったヨーロッパでは高嶺の花とされていました。

日本には弘法大師が奈良時代に中国から持ち帰り、その花の美しさから「立てば芍薬、座れば牡丹、揺れる姿は百合の花」と、女性の美しい姿や振る舞いの例えとして使われました。

牡丹は花の観賞価値だけではなく、植物が持つ薬効についても重宝されていました。

牡丹の花

牡丹の学名はPaeonia (パエオニア)で、ギリシャ神話に登場する医の神「paeon(パイオン)」に由来します。
学名に花から受けるイメージではなく植物の持つ特性がつけられていることからも、牡丹は薬用としての価値が高かったことがわかります。

牡丹の魅力は詩人や文豪にも詠われていて、正岡子規や与謝蕪村、夏目漱石、森鴎外などの作品にも残されています。
正岡子規の「一輪の牡丹輝く病間かな」と言う詩には、豪華な花姿と自分の姿、医の神と呼ばれる薬効と自分の病気を照らし合わせ、いつしか牡丹のように輝ける未来が訪れるようにとの願いが込められているのかもしれません。

花言葉の「王者の風格」や「高貴」には豪華な花姿だけではなく薬用としての価値の高さも表されているのでしょう。

牡丹には花の時期や咲き方の違う「春牡丹」「寒牡丹」「冬牡丹」などがあります。
寒牡丹や冬牡丹は12~1月に、春牡丹は4~5月に豪華な花を咲かせます。

花の色は多彩で赤・赤紫・白・黄などがあり、咲き方も一重・八重・千重などとバリエーションも多くあります。
一般的な開花時期が春になることから、母の日の高価なフラワーギフトや春のお庭を彩るガーデニングの材料として人気があります。

ラベンダーの花言葉

ラベンダーの花言葉

ラベンダーの花言葉は「清潔・優美・沈黙・貞節・献身・許しあう愛・あなたを待っています」です。

ラベンダーは「ハーブの女王」と言われ、香り高い葉や精油された香料は世界中で古くから活用されてきました。
文化の違う地で活用されていたラベンダーには様々な言い伝えが残されています。

ラベンダーアロマ

聖母マリアはイエスの産着をラベンダー水で洗ったと言う伝説があり、学名には「洗う」を意味するラテン語のlavareがつけられたと言われています。

また古代ローマでは貴族たちがラベンダーの精油を浴槽に入れ、頭痛や疲れを癒すために用いたと言われています。
花言葉の「清潔」「優美」はラベンダーの香りの持つリラックス効果を表し、「沈黙」は痛みや心を癒す効果を表してつけられたのかもしれません。

エジプトでは古代エジプトでラベンダーをミイラ作りの儀式で用いられていたと言われ、発掘されたツタンカーメンの墓の中からもラベンダーの香りが漂ってきたと言われています。
ラベンダーは生死を象徴する尊いものとして扱われ、神への一途な思いが「貞節」「献身」の花言葉には込められているのかもしれません。

イギリスではラベンダーを恋人たちが愛情の印としてプレゼントにしていたと言われ、チャールズ2世がプロポーズの時にラベンダーを入れた袋に金のリボンを結んで持っていたことは知られています。
ラベンダーは愛の象徴として用いられていたことから、「許しあう愛」「あなたを待っています」という恋人の心情が花言葉にもつけられたのでしょう。

ラベンダーポプリ

世界中で古くから活用されてきたラベンダーは、現代でもポプリの材料やハーブティー、化粧品の香料などとして、アロマセラピーやリラクゼーションなどにも使われています。

日本では母の日や誕生日のプレゼントにしたり、涼やかに初夏を彩るガーデニングの材料として楽しまれています。
ラベンダーの代表的な品種には「アロマティコ(R)、スーパーセビリアンブルー、ヒッドコート、キューレッド」があります。

ユリの花言葉

ユリの花言葉

ユリの共通する花言葉は「威厳・純潔・無垢」です。

ユリは大きくて重たい花が風にゆらゆらと揺れることから「ゆれる」が「ゆり」に転じて名付けられたと言われています。

世界には花の大きさや色、香りの異なる100品種以上のユリがあり、そのうち15種類は日本に自生しています。
ヨーロッパでは聖母マリアを象徴する花とされ、日本では「歩く姿はユリの花」に例えられ、ユリの花は世界中で純潔や美しい物を形容する言葉として扱われてきました。

ユリの花言葉は共通する花言葉とは別に色ごとにもあります。
色別の花言葉や特徴について紹介しましょう。

【白いユリ・カサブランカの花言葉】

白いユリ・カサブランカの花言葉

白いユリとカサブランカの花言葉は「威厳・純潔・高貴・壮大な美」です。

カサブランカは日本のヤマユリやタモトユリなどを掛け合わせて作られた品種で「ユリの女王」と呼ばれています。
優雅な香りと大きくて真っ白い花が魅力的です。
母の日や誕生日などのプレゼントの他、贈答品としても人気があります。

【ピンク・赤・ソルボンヌの花言葉】

ピンク・赤・ソルボンヌの花言葉

ピンクや赤、ソルボンヌの花言葉は「虚栄心」です。

ソルボンヌは鮮やかなピンク地に白い縁取りが入り、甘い香りと波打つ花びらが特徴的なピンク系の品種です。
「白いカサブランカ、ピンクのソルボンヌ」と言われるほどピンク系では人気があります。

【黄色いユリの花言葉】

黄色いユリの花言葉

黄色いユリの花言葉は「偽り・陽気・甘美」です。

黄色いユリは眩しいくらい鮮やかな花色の品種が多く、別名イエローカサブランカと呼ばれるコンカドールや、ひまわりのように大きな花を咲かせるマニサなどがあります。

【オレンジ色のユリの花言葉】

オレンジ色のユリの花言葉

オレンジ色のユリの花言葉は「華麗・愉快・軽率」です。

オレンジ色のユリと言えば日本の野山に自生しているオニユリが代表的です。
園芸品種では輝くようなオレンジで八重咲きのオレンジツインや白地にオレンジ色のラインが入るオレンジエレクトリックなどがあります。

「歩く姿はユリの花」と言われるように美しい人の例えで使われるユリの花を母の日に贈るのはいかがでしょうか?

くちなしの花言葉

くちなしの花言葉

くちなしの花言葉は「喜びを運ぶ・胸に秘めた愛・清潔・優雅・洗練」です。

くちなしの自生地は台湾やインドシナなどを含む中国~日本西部です。
6~7月に5cmほどの純白で美しい花を咲かせ、甘美な香りを辺り一面に漂わせます。
初夏の風に運ばれてくる心地良い香りは、「喜びを運ぶ」と言う花言葉がぴったりです。

くちなしの花

くちなしの花をアメリカでは男の子が初めてのダンスパーティーで女の子を誘う時、胸飾りとしてプレゼントすると言われています。
ロマンティックな香りで女の子の心を誘惑し「胸に秘めた愛」をくちなしに託しているのかもしれません。

くちなしの実

くちなしは花が咲き終わると光沢がかったオレンジ色の実をつけます。

くちなしの名前の由来は諸説あり、熟しても実が割れないから「口無し」と言う説や、実の先端にくちばしのようなガクがあり、実を梨に見立てた「くち梨」と言う説など、実の形や性質から色々な説が考えられています。

くちなしの種

乾燥させた実は漢方薬に使われ、生薬名として山梔子(さんしし)と呼ばれています。
またこの実は着色料としても使用され、繊維や食品を黄色に染めるものに使われています。

くちなしで染められた食品には栗きんとんやたくあんなどがあり、繊維を染めたものには皇太子が儀式で着用する装束が知られています。

装束に使われる黄丹色

装束に使われる黄丹色(おうだんしょく)は輝くようなオレンジ色で昇る旭を象徴する色とされています。
黄男色はくちなしやベニバナなどから作られ、天皇以外は誰も使用することが出来ない絶対禁色とされています。

花言葉の「優雅」や「洗練」は格式が高い色からつけられたのかもしれません。。

母の日に人気の花の花言葉コンテンツをアップしました。

カーネーションを長く楽しむための育て方

バラの花言葉

バラの花言葉

バラの花言葉は「愛・美」です。

バラは愛と美を司る女神アプロディーテーと深く結びつき、アプロディーテー誕生の際に一番最初に咲いた花がバラだったと言われています。

また、美の女神ビーナスが流した涙がバラになったとの言い伝えもあり、バラは古くから愛や美を象徴しそれを伝える花として使われてきました。

バラの花言葉には愛や美に関係する花言葉が多く、花だけではなく花色や蕾、葉やトゲに至るまで花言葉がつけられています。
バラの色や蕾につけられた花言葉についても紹介しましょう。

【赤いバラの花言葉】

赤いバラの花言葉

赤いバラの花言葉は「愛・美・熱烈な恋・私を射止めて」です。

英名のローズ(Rose)はケトル語の「赤い」に由来していて、バラに秘められた愛や美が一番強いと言われています。
紅色のバラの花言葉は「死ぬほど恋焦がれています」、濃紅色のバラは「恥ずかしさ」です。
また、赤いバラの蕾には「純潔・純粋な愛に染まります」、葉には「無垢の美しさ」の花言葉がつけられています。

【ピンクのバラの花言葉】

ピンクのバラの花言葉

ピンクのバラの花言葉は「美しい女性・愛を誓います・温かい心・しとやか・満足・上品」です。

ピンクのバラにはプリティーピンクやブライダルピンク、サーモンピンク、ダークピンクなどの花色があり、花色によっても花言葉がつけられています。
プリティーピンクの花言葉は「かわいい人」、ブライダルピンクは「温かい心や満足」、ダークピンクは「感謝」です。

【黄色いバラの花言葉】

黄色いバラの花言葉

黄色いバラの花言葉は「友情・献身・平和・君の全てが可憐・気まぐれな愛」です。

イギリスでは黄色は身を守る色とされていて、アメリカ開拓を行った男性は黄色いリボンを身に着けていたと言われています。
また心理学的に黄色は幸福や快活、希望を感じさせてくれる色と言われていて、それをイメージする花言葉がつけられたのでしょう。

【オレンジ色のバラの花言葉】

オレンジ色のバラの花言葉

オレンジ色のバラの花言葉は「成熟した愛・信頼・絆・魅惑」です。

オレンジ色は赤と黄色が混ざり合った色で太陽のようなエネルギーに満ち溢れた印象を与えてくれます。
花言葉の「成熟した愛」や「絆」からは、いつまでもお互いを愛し続けるエネルギーが感じられます。

【白いバラの花言葉】

白いバラの花言葉

白いバラの花言葉は「清らかな愛・心からの尊敬・相思相愛・清純」です。

白いバラは結婚式の花嫁や花婿の花飾りとして使われ、純白なバラから清らかな愛が伝わってきます。
蕾には「恋するには若すぎる・少女時代」、一重咲きの白いバラには「素朴・純粋」の花言葉がつけられています。

【青いバラの花言葉】

青いバラの花言葉

青いバラの花言葉は「神の祝福・奇跡」です。
サントリーが誕生させた世界初のブルーのバラはグッドデザイン賞にも輝き、「夢かなう」と言う花言葉がつけられています。

【紫色のバラの花言葉】

紫色の花言葉

紫色のバラの花言葉は「上品・気品・尊敬」です。

【バラのトゲ】

バラのトゲ

バラのトゲの花言葉は「不幸中の幸い」です。

いかがでしたでしょうか?
フラワーギフトで定番のバラ。バラ好きのお母さんには母の日にバラをプレゼントされると喜ばれること間違いありません☆

母の鉢植え

母へ

母には、嫁の助言もあり、結婚してからずっと、色とりどりの花の鉢植えを贈っている。
庭造りが趣味の母。花を贈ると、喜んで庭に埋めて
鉢植えはあっという間に、ほかの花々の仲間入りをする。

しかし、父と2人では家が広すぎるため、一昨年からマンションに引っ越し。
いまはベランダに少数精鋭の鉢植えが並んでいるため、
一昨年からどの鉢植えの花にするか、だいぶ迷ってから渡すようになった。

先日、実家に嫁と2人で立ち寄った際、
ふとベランダを見ると昨年贈った鉢植えがないことに気づいた。
何気なく聞いてみると、「あの子は養子に出したわよ」と。
嫁と2人で「え?」という表情を見せると、淡々と語ってくれた。

どうやら、夫婦でよく散歩に行く近くの緑道に、市民が参加できる花壇があり、
ある程度大きくなるとそこに移動しているよう。
昨年贈ったバラは、幹が太くなりしっかり根を張ったため、
「鉢替えをするのなら」と、その花壇に移動させたようだ。
5月には見事に花を咲かせて、両親だけでなく、近所の方々も喜んでいただけたそう。

今年は何を贈ろうか、さらに嫁と迷いながら、
ネットでベストな鉢植えを捜している。
実はまだ両親には伝えていないが、7年目にして待望の赤ちゃんを授かった。
来年は我が子も連れてその花壇を見に行けると思うと、
より愉しみが膨らんでいる。
初夏を思わせる、アジサイにしようか。「フェアリーアイ」「舞姫」「未来」など、多くの品種があるため、
選ぶこちらも楽しくなってくる。母もきっと喜んでくれるに違いない。

 

アジサイの花言葉

アジサイの花言葉

アジサイの花言葉は「移り気・冷淡・高慢」です。

アジサイは土壌のphによって花色が変わり、酸性が強いと青い花に、アルカリ性が強いと赤やピンクの花になります。
少しphが違うだけで花色が違ってしまうことから、花言葉にも「移り気」がつけられたのでしょう。

アジサイの自生地の日本では古くから庶民の間でも親しまれ、最古の和歌「万葉集」や平安時代の辞典「和名類聚抄」などにもアジサイについて書かれたものが残されています。
その頃のアジサイは青い花しかなく、「藍色が集まった花」と言う意味合いから「あづさい」と呼ばれていたと言われています。

18世紀にヨーロッパに渡り品種改良が盛んに行われ、赤やピンクなど様々な色や咲き方の品種が作られました。
アジサイを見たヨーロッパの人はその花の青さから冷たい印象を持ち、学名にはギリシャ語で「水瓶」を意味する「ハイドランジア」を、花言葉には冷たい感情を表す「冷淡」や「高慢」をつけたのでしょう。

アジサイは色によって感じ方が異なり、色別にも花言葉があります。
それぞれ色別につけられた花言葉と代表的な品種を紹介しましょう。

【青アジサイの花言葉】

青アジサイの花言葉

青アジサイの花言葉は「辛抱強い愛情」です。

青アジサイの代表的な品種に「フェアリーアイ ブルー、舞姫 ブルー・ボージーブーケ ケーシー ブルー」などがあります。

【赤・ピンクアジサイの花言葉】

赤・ピンクアジサイの花言葉

赤やピンクのアジサイの花言葉は「元気な女性」です。

赤やピンクアジサイの代表的な品種に「ダンスパーティー、未来、ポージーブーケ ビビアン、伊予獅子てまり」などがあります。

【白アジサイの花言葉】

白アジサイの花言葉

白アジサイの花言葉は「寛容」です。

白アジサイの代表的な品種に「アナベル、カシワバアジサイ、墨田の花火、白扇」などがあります。

アジサイは母の日のフラワーギフトで人気が高まっています。色ごとの花言葉で贈り物をするのも喜ばれると思います。

カーネーションの花言葉

カーネーションの花言葉

カーネーションの花言葉は「女性の愛・感謝・純粋な愛情・熱愛の告白」です。

カーネーションの学名は「ダイアンサス」で、ギリシャ語の「ダイオス(神聖な)」と「アントス(花)」が合わさったものとされています。

カーネーションはイエスが十字架に架けられた事を悲しみ、聖母マリアが流した涙がカーネーションになったと言われています。
そういった逸話によって昔から神聖なもや母性愛の象徴とされ、神々の伝説に登場し愛を表現する絵画などにも描かれてきました。

カーネーションは言葉で表せない愛情や感謝の気持ちを伝えてくれる花として「愛」や「感謝」などが花言葉にもつけられたのでしょう。

カーネーションの花言葉は共通する花言葉とは別に色ごとにもいろいろな意味があります。
それぞれの色ごとに秘められた花言葉を紹介します。

【赤いカーネーションの花言葉】

赤いカーネーションの花言葉

赤いカーネーションの花言葉は「母への愛・愛を信じる・熱烈な愛」です。

近年では赤いカーネーションと言ってもオーソドックスな色だけではなく、ワイン系やダーク系、鮮やか系など様々なバリエーションがあります。
お母さんの好みに合う赤いカーネーションを贈れば日頃の感謝の気持ちが伝わるかもしれません。

【ピンクのカーネーションの花言葉】

ピンクのカーネーションの花言葉

ピンクのカーネーションの花言葉は「女性の愛・美しい仕草・熱愛・上品・気品」です。

ピンクのカーネーションは女性の“美”に関係があり、ヨーロッパの古典絵画にも女神と一緒にピンクのカーネーションが描かれています。
いつまでも美しくと願う女性へのプレゼントにはピンクのカーネーションがぴったりでしょう。

【オレンジ色のカーネーションの花言葉】

オレンジ色のカーネーションの花言葉

オレンジ色のカーネーションの花言葉は「熱烈な心・純粋な愛情・清らかな慕情」です。

明るくて元気が出そうなオレンジ色のカーネーションは愛情と一緒に健康を願う気持ちも伝えてくれそうです。
太陽の光をイメージさせる暖かみのあるオレンジ色のカーネーションは恋人にも喜ばれるでしょう。

【白いカーネーションの花言葉】

白いカーネーションの花言葉

白いカーネーションの花言葉は「純潔の愛・あなたへの愛は生きている・亡き母を偲ぶ・尊敬」です。

母の日は亡き母に白いカーネーションを捧げたことが始まりと言われています。
白いカーネーションは亡き母への感謝の気持ちを表します。
生前のお母かあさんを偲んで白いカーネーションを祭壇に飾れば、きっとお母さんも喜んでくれることでしょう。

【青・ムーンダストのカーネーションの花言葉】

青・ムーンダストのカーネーションの花言葉

青いカーネーションやムーンダストの花言葉は「永遠の幸福」です。

ムーンダストはサントリーが誕生させた世界で唯一の青いカーネーションです。
2004年に生花では初となるグッドデザイン賞を受賞しました。
青いカーネーションにはいつまでも変わらない幸せを願う気持ちが込められています。

母の日にカーネーションをプレゼントをするならこのような色別の花言葉も参考にしてみてはいかがでしょう?

1本の電話

一本の電話

雨の降り続く1週間が続いた。
社会人2年目として一番忙しい1週間でもあった。

待ちに待った金曜日、念願の週末を迎えて、同期との女子会へ。

駅前での待ち合わせ。
強めの雨音がパラソルを打ち、先日8千円もかけたマニュキアに新たな水玉模様をつくりながらポツポツと垂れていく。

その水玉を眺めると、その先には母の好きな真っ赤なスイートピーが、ロータリーの花壇に我が物顔で咲き誇っていた。
母が、「こんな雨が続く日には家の中のこの子達にも水をあげましょう」、とリビングの観葉植物にあげていたのをふと思い出した。
それが雨の続く日の光景だった。

就職して上京し、実家の母に連絡を入れることはこの2年に数回、今年の正月から帰っていない。
初任給で何も渡してないまま。
照れ臭くていまさら恥ずかしい、というのが本音だ。

よし、今年の母の日にはプレゼントをしよう。
不器用な父が母の日に花をプレゼントするなんて微塵の期待も抱けないし、ぶっきらぼうな兄も同様。
その時、ふと旅好きの母の旅行癖が頭をよぎり、当日、家にいるのか父に聞いてみた。

電話を切った後、「何の確認の電話だったの?」といわんばかりの
眉間に皺をよせる母の顔を思い浮かびながら、何とも言えぬ幸福感に少し満たされた。

花屋さんのウェブサイトを眺めながら、母の好きな真っ赤なスイートピーの花束に決めた。

自分だけ高いマニキュアなんて贅沢しているのが少し恥ずかしくなり、
ここまで育ててくれた母のために勝手に何かを成し遂げたという達成感も勝手に味わえた。

その日、久しぶりに兄から電話があり、「お母さんの好きな花なんだっけ?」と…。
どうやら父から兄に電話があったようだ。
もしや、急に3つの花束をもらうことになるだろう母、その喜ぶだろう笑顔にさらなる幸せを感じた。

5月までのお愉しみか、来週も仕事を頑張ろう。

フルーツのイメージ画像

母の日に贈りたいフルーツギフトの人気ランキング

フルーツのイメージ画像

フルーツギフトには高級フルーツをギフトボックスに詰め込んだものやフルーツを使ったスイーツなどがあり、見ても食べても嬉しくなるフルーツギフトはお母さんにも大人気です。

お母さんが喜ぶ人気のフルーツギフトをランキング形式で紹介しましょう!

【1位 焼き菓子】

フルーツの入った焼き菓子にはパウンドケーキやタルト、パイやフィナンシェなどがあります。
生地に練り込まれたものやトッピングされているものなどがあり、職人が丹念に焼いたものはフルーツの旨みが違います。
一口食べると生地の香ばしい香りとフルーツの持つ甘みや酸味が口の中いっぱいに広がります。
美味しい紅茶を飲みながらフルーツが入った焼き菓子を食べれば、きっとお母さんも心が癒されます。
毎日が慌ただしくて忙しいお母さんに、焼き菓子と一緒に贅沢な時間をプレゼントしてみてはいかがでしょう。

【2位 フルーツ】

サクランボやメロン、マンゴーなどの高級フルーツは、自宅用としては買うのをためらってしまうだけに、贈り物としてもらうととても喜ばれます。
高級フルーツではないですが、イチゴやリンゴ、白桃などは母の日に合わせて収穫されるものもあり、丹精込めて育てられているだけに特別な思いが感じられます。
最近ではメロンやリンゴの果実に「おかあさんありがとう!」などのメッセージが入っているものもあり、より一層感謝の気持ちが伝わるでしょう。

【3位 ロールケーキ】

イチゴやオレンジ、ブルーベリー、バナナ、キウイフルーツなどたくさんのフルーツが入ったロールケーキは、色々なフルーツが楽しめて贅沢感が味わえます。
生地には、ふわふわとした軽い食感がするスフレ生地やもちもちとした米粉を使った生地、しっとり感を楽しむシフォン生地などがあり、お母さんのお好みに合わせて生地からロールケーキを選ぶのも良いでしょう。

【4位 ゼリー】

クリアカップにイチゴや白桃、メロンなどが入ったゼリーはまるでフルーツの宝石箱。
小分けになっていて日持ちが良いので、少しずつ食べれるフルーツゼリーはお母さんにも喜ばれます。
贈答用のフルーツゼリーには果肉と果汁がたっぷり使われているものが多く濃厚な味わいが楽しめます。
さっぱりとしていてのど越しが良く、比較的低カロリーだから健康志向のお母さんにもぴったりです。

【5位 ジャム(コンフィチュール)】

フルーツをじっくりと煮込んで仕立てたジャムは、なめらかな舌触りとフルーツ本来の風味が味わえます。
オシャレな瓶に入っているものが多く、キッチンに並べておくだけでもおしゃれ度がUPします。
お菓子のソースや調味料としても使えるフルーツジャムは、料理好きなお母さんに贈りたい。
「ジャム」の語源は英語の「詰め込む」、「コンフィチュール」はフランス語の「砂糖に漬けて長く保存する」と言う意味合いがあり、由来は異なりますが日本では同じものを示します。

バームクーヘン

バームクーヘンの美味しい食べ方

バームクーヘンのイメージ画像

チョコレートや砂糖がコーティングされているものやデコボコ型のものなど、見た目にも美味しそうで立派なバームクーヘンは、高価なイメージがあって母の日にもらうと喜ばれます。

でも、もらったお母さんからは立派すぎて一人で食べるにはちょっと多めかな…、と言う意見もあるみたい。
確かに、プレゼントだから家族みんなで食べるのも何だし、一度封を開けてしまうと美味しさが失われてしまいそうだから早く食べないとならない気持ちにもなりますよね。

実はそんなお母さんの悩みを解決すべく、一人でもペロリと食べれちゃう方法があるんです。
美味しくてついつい一人で食べてしまうバームクーヘンの食べ方についてお教えしましょう!

【温める】

バームクーヘンを少し温めるとふわふわな食感が増して、作りたてのような美味しさが味わえます。
お皿にバームクーヘンをのせて、密封しないようにラップをかけて電子レンジで20~30秒位温めましょう。
ラップを密封しないようにするのがコツ!密封してしまうと生地が水滴を吸ってねっとりしてしまいます。
砂糖やチョコレートがコーティングされているものは10~20秒位温めると、ほんのりと解けて生地に染み込みます。

【冷やす】

バームクーヘンを冷やすと生地が締まって固くなり、しっとりとした食感が味わえます。
バームクーヘンをラップで包んで密封したら、冷蔵庫に入れて十分冷やします。
冷やす時間によって生地の固さが違くなるので、お好みで時間を調整してみましょう。
チョコレートやキャラメルなどがかかっているものは、口の中で溶けだして甘みが口いっぱいに広がります。

【オーブントースターで焼く】

バームクーヘンをオーブントースターで焼くとサクサク感が増して、バターの香ばしい香りも楽しめます。
オーブントースターにアルミホイルを敷いてバームクーヘンをのせて2分程度焼きます。
表面にこんがりと焦げ目がついたら出来上がり!
薄焼きにして生クリームや蜂蜜をかければ全く違うスイーツに大変身!

【凍らせる】

キンキンに凍らせたバームクーヘンはサクサクとした新食感が味わえます。
薄切りにしたバームクーヘンをラップに包んで、冷凍庫で半日程度冷やしましょう。
暑い日にはアイスをトッピングすれば、サクサク感となめらかな甘みがマッチして冷たいスイーツとしても楽しめます!
もちろん凍らせたバームクーヘンをオーブントースターで焼き直すこともできますよ!

バームクーヘンを「温める→オーブントースターで焼く→冷やす」の順で食べて、残ったものを凍らせれば、色々な食感が楽しめて、いつの間にか一人で食べきってしまうでしょう!

バームクーヘンは100g当たりで約400~450キロカロリーあり、ハンバーガーやカレーうどんに匹敵する言われています。
材料には小麦粉や卵、バターや砂糖などを使っていて栄養があります。

残しておいたバームクーヘンをオーブントースターでこんがりと焼いてハムやサラダを盛りつければ、朝ご飯としても活躍してくれますよ!

フィナンシェ

母の日にフィナンシェをプレゼントするなら

フィナンシェのイメージ画像

フィナンシェはフランス生まれの焼き菓子です。
フランス語で「金融家」や「金持ち」を意味するフィナンシェは、フランスの金融街の一角で作られたと言われています。

フィナンシェはスーツを汚さずに素早く食べれるようにと考案されたと言われ、時間がなくてもササッと食べれる大きさと形をしています。
甘い物が食べたくてもゆっくりとした時間が取れないお母さんには、喜ばれる贈り物になるでしょう。

せっかくの母の日だから、こだわりのフィナンシェを贈りたいと言う方もいますよね。
代表的なフィナンシェの種類とおすすめポイントを紹介しますので、フィナンシェ選びの参考にしてみてください。

【プレーンフィナンシェ】

フィナンシェ独特のアーモンドとバターの香ばしい風味が楽しめます。
材料に発酵バターやアーモンドを自社工場で挽いたものを使っているこだわりのものが多くあり、天気や気温によって焼く温度を調整するなど、熟練の職人が丁寧に焼き上げています。
王道を好むお母さんにはプレーンフィナンシェがおすすめです。

【ショコラフィナンシェ】

生地にチョコレートパウダーが練り込まれてたダークブラウンのフィナンシェ。
バターやアーモンドの香ばしい香りとチョコレートの豊かな香りや甘みがふわっと口の中に広がります。
プレーンフィナンシェとセットにして贈れば、香ばしいアーモンドの香りと濃厚なショコラの香りの両方が楽しめます。

【フルーツフィナンシェ】

ブルーベリーやパイナップル、イチゴ、マンゴーなどのフルーツが生地にトッピングされたフィナンシェ。
ジューシーな果肉の食感がアクセントになり、フルーティーでリッチな気分が味わえます。
仕事で忙しいお母さんにフルーッな香りが引き立つフルーツフィナンシェを贈って癒しも一緒にプレゼント。

【抹茶フィナンシェ】

粉状に挽いた抹茶を生地に練り込んだ、深みのあるうぐいす色が特徴的なフィナンシェ。
ふんわりと抹茶のほろ苦い風味が香り、和と洋の絶妙な味がクセになります。
着物の似合うお母さんに贈りたい。

【クリームサンドフィナンシェ】

クリームを薄焼きのフィナンシェでサンドしたちょっと贅沢なフィナンシェ。
ブルーベリージャムやオレンジマーマレードなどが一緒にサンドされているものもあります。
菓子パン感覚で味わえるクリームサンドフィナンシェは甘い物好きなお母さんにピッタリです。

参考になりましたでしょうか?
お母さんに美味しいフィナンシェをプレゼントしてくださいね。

バームクーヘン

「母の日に人気の「バームクーヘン」の美味しい食べ方を」アップしました。

カーネーションを長く楽しむための育て方

フルーツのイメージ画像

「母の日に贈りたいフルーツギフトの人気ランキング」をアップしました。

カーネーションを長く楽しむための育て方

フィナンシェ

「母の日にフィナンシェをプレゼントするなら」をアップしました。

カーネーションを長く楽しむための育て方

「天然」の母へ

「天然」の母へ

うちの母は誰もが認める「天然」である。

以前、母が「ケータイがないない」と言って家中捜していたので、父が母の携帯にかけると
母は「誰かしらこの忙しいのにー」と言って、ピッと出て「もしもし、いま忙しくて電話は後で」と…。
そんな天然な母も今年60歳、還暦を迎える。

いま僕は33歳、母が27歳の時の子供だ。
今どき、還暦に“赤いちゃんちゃんこ”を渡すなんて、あまりにも芸がないから、
母の日に赤いバラを60本渡そうと4年前から決めていた。
その年は、母より10歳上の父が病でなくなり、母と妹を含む家族全員がだいぶ落ち込んでいたころ。
いや、正確には落ち込んでいた時ではなく、落ち込んでいるけど空元気でみんなを逆に励ましていた母の姿を見た時だ。
自分が大人になってから気付く、より大人な母に感謝の気持ちを送りたいと思っていた。

きっと、バラ60本の花束はめちゃくちゃ喜ぶだろうけど、
母は「枯れてしまうからもったいない」と言って、ベランダに吊るして
ドライフラワーか何かにするのかな。そんな光景も目に浮かぶ。

それにしても迷う。花束か、鉢植えか。いや60本なら迷うことなく花束か。
そして、色は赤なのか、ピンクなのか、黄色なのか。
そんな風に悩んでいた時、ふと思い出したのが、
妹も一緒に3人で行ったバラ園に行った記憶。
確か、千葉にあるバラ園だったと思う。
ミッキーと関係ないだろうけどディズニーランドローズなんてのもあったりして、とにかく見事で美しかった。
そうだ!母は薄いピンクと白のバラが好きだった。
そこで撮影した写真も思い出し、webサイトで検索した。
ぴったりの花束を見つけたので、母の日に届くように注文した。

忙しい毎日だけど、ネットで花束を注文できる時代。
丸1日悩んだ60本のバラの花束と、
家族を支えてくれた感謝の気持ちとともに、母への愛よ、届け。

カーネーションを長く楽しむための育て方

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カーネーションを長く楽しむための育て方