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母の鉢植え【母の日の深イイ話】

母の鉢植え

母へ

母には、嫁の助言もあり、結婚してからずっと、色とりどりの花の鉢植えを贈っている。
庭造りが趣味の母。花を贈ると、喜んで庭に埋めて
鉢植えはあっという間に、ほかの花々の仲間入りをする。

しかし、父と2人では家が広すぎるため、一昨年からマンションに引っ越し。
いまはベランダに少数精鋭の鉢植えが並んでいるため、
一昨年からどの鉢植えの花にするか、だいぶ迷ってから渡すようになった。

先日、実家に嫁と2人で立ち寄った際、
ふとベランダを見ると昨年贈った鉢植えがないことに気づいた。
何気なく聞いてみると、「あの子は養子に出したわよ」と。
嫁と2人で「え?」という表情を見せると、淡々と語ってくれた。

どうやら、夫婦でよく散歩に行く近くの緑道に、市民が参加できる花壇があり、
ある程度大きくなるとそこに移動しているよう。
昨年贈ったバラは、幹が太くなりしっかり根を張ったため、
「鉢替えをするのなら」と、その花壇に移動させたようだ。
5月には見事に花を咲かせて、両親だけでなく、近所の方々も喜んでいただけたそう。

今年は何を贈ろうか、さらに嫁と迷いながら、
ネットでベストな鉢植えを捜している。
実はまだ両親には伝えていないが、7年目にして待望の赤ちゃんを授かった。
来年は我が子も連れてその花壇を見に行けると思うと、
より愉しみが膨らんでいる。
初夏を思わせる、アジサイにしようか。「フェアリーアイ」「舞姫」「未来」など、多くの品種があるため、
選ぶこちらも楽しくなってくる。母もきっと喜んでくれるに違いない。

 

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