牡丹の花を毎年咲かせる育て方のポイントは、
「花後の管理」「東向きで育てる」「花芽の数を減らす」「2月と5月に肥料やり」です。
【花後の管理】
花びらが散り出したら、全ての花びらが散ってしまう前に花茎を切り取りましょう!
花びらが散り終わるまでそのままにすると種が出来てしまいます。
種が出来るとエネルギーが種に奪われて翌年花が咲きにくくなってしまいます。
種が出来てしまう前に花だけ(葉を切らない位置)を切り取りましょう!
【東向きで育てる】
牡丹は株が元気だと毎年花が咲きやすくなります!
株が元気になる場所は「風通しの良い東向きのベランダ」です!
もし東向きには育てる場所がない場合、最低でも半日以上日が当たる場所で育てましょう!
牡丹は日当たりと風通しの良い場所を好みますが、夏の西日と冬の寒風が苦手です。
西日や寒風に当てると株が弱って枯れてしまうこともあるので、
西日や寒風が当たる場合にはヨシズや風よけネットなどで遮光や防風対策をしましょう!
【花芽の数を減らす】
牡丹は5月下旬に花が咲き終わると7月頃には翌年の花芽が作られます。
葉の付け根にたくさんの花芽が作られますが、全て咲かせてしまうと株が弱ってしまいます。
株が弱るとしばらく花が咲きません。
毎年花を咲かせるために花芽の数を減らしましょう!
花芽を減らす方法は下から葉を数えて3枚目までの花芽を残して4枚目以上の花芽を切り取ります。
切り口が汚いと病気が入りやすいので、良く切れるカッターを使ってスパッと切り取りましょう。
4枚目以上の花芽を切り取った茎はグングンと成長して背丈が高くなってしまうので、
12月に落葉したら花芽の上で切り取りましょう!
【2月と5月に肥料を】
牡丹は肥料を好むので適時に肥料をやらないと毎年花が咲きません!
肥料をやるタイミングは「2月に花芽が膨らみ始めたら」と「5月頃に花が咲き終わったら」です!
長く効果が持続する固形の有機質肥料を茎から離れた鉢の縁にやりましょう!
4つのポイントをおさえて大きくて見事な花を咲かせましょう!