毎年花を咲かせるためのコツは、ズバリ!「花後の葉を育てる!」です。
花が咲き終わった後の葉を育てれば翌年も花が咲きやすくなります!
ユリの球根は花が咲き終わる頃になると力を使い果たして小さくなってしまいます。
球根にたくさんのエネルギーが蓄積されていないと翌年も花が咲きません。
だから毎年花を咲かせるためには球根にエネルギーを戻してやらなければなりません!
「しぼんだ花を摘む」「肥料をやる」「葉の付け根に出来る芽を取る」を行うとエネルギーが球根に戻りやすくなります。
【しぼんだ花を摘む】
花がしぼんだら花だけ(葉を切らない位置)を切り取りましょう!
しぼんだ花をつけたままにすると種が出来てしまいます。
種が出来るとエネルギーが種に奪われて球根が大きくなりません。
花びらが落ちてしまうとすでに種が作られ始めてしまいます。
花の色が悪くなってきたらなるべく早く切り取りましょう!
【肥料をやる】
肥料やりのタイミングは「花が咲き終わった後」と「芽が出始めた時」です!
「花が咲き終わった後」にやる肥料は花が咲く時に用土から使われた肥料分の補いです。
「芽が出始めた時」にやる肥料は成長に勢いをつけるためです。
「花が咲き終わった後」とは具体的には6~7月です。
「芽が出始めた時」とは具体的には3月頃です。
肥料は球根専用がBestですが草花用でも代用できます。
観葉植物用や植木用の肥料だと葉が茂るだけで花が咲きにくくなってしまうので気を付けましょう!
【葉の付け根に出来る芽を取る】
葉の付け根に出来る芽は「ムカゴ」と言って種と同じようなものです。
これをそのままにしてしまうとエネルギーが奪われて球根が大きく育ちません。
ムカゴは指でポロッと採れるので、見つけ次第すぐに取り除きましょう!
葉を育てる3つのポイントを押さえて翌年も見事な花を咲かせましょう!