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美味しいお茶の入れ方(お湯の温度と抽出時間)

美味しいお茶の入れ方(お湯の温度と抽出時間)

美味しいお茶の入れ方(お湯の温度と抽出時間)のイメージ画像

母の日にせっかくもらった特別なお茶だから美味しく飲みたいですよね!
でも、日頃からお茶を飲む人でも意外と美味しいお茶の入れ方は知らないもの。

そこで、お茶の旨みや香りを引き出す美味しいお茶の入れ方をお教えしましょう!

美味しいお茶を入れるためのコツはズバリ!
「お湯の温度」「抽出時間(茶葉をお湯に浸す時間)」「基本的な準備」の3つのポイントをおさえることが大切です!

「お湯の温度」と「抽出時間」については、お茶の種類によって適温や時間が異なります。
「基本的な準備」については「お茶を入れる手順」と「お茶の注ぎ方」が重要です。

「お湯の温度」と「抽出時間」について、種類ごとにまとめましたので、美味しいお茶を楽しむ際の参考にしてみてくださいね!
また、「基本的な準備」についてはこちらのコラムで紹介しているので参考にしてみましょう!

美味しいお茶の入れ方(お茶を入れる手順と注ぎ方)

お茶のイメージ

【玉露】

玉露は熱湯を入れてしまうと苦味や渋みが強くなり、玉露本来の香りや甘みが出ません。
また、抽出時間が短いと旨みが出ません。
玉露本来の味を引き出すためには、冷ましたお湯で長めに抽出することが大切です。
お湯の適温は50~60度で、抽出時間は約2分です。
低温のお湯で長い時間抽出すれば、ゆっくりと旨みが引き出て、ふくよかな香とまろやかな甘みが感じられるでしょう。

玉露でも高級玉露はさらに低温の約40度のお湯を使いましょう!
2煎目は1煎目よりやや熱い約80度のお湯を入れて約30秒待ちます。
1煎目よりも香りや味は落ちますが、美味しい玉露が楽しめます!

【かぶせ茶】

かぶせ茶は玉露と同じように、低温のお湯で長い時間をかけて旨み成分を引き出します。
適温は約60度で、抽出時間は約2分です。
低温のお湯でじっくりと旨み成分を抽出すれば、渋みが少なくて甘みのある美味しいかぶせ茶が楽しめます。

2煎目も玉露と同じように、1煎目よりやや熱い約80度のお湯を入れて約30秒待ちます。
1煎目よりも香りや味は落ちますが、美味しいかぶせ茶が楽しめるでしょう!

【煎茶】

煎茶は熱湯を入れると味が悪くなってしまいます!
約70度に冷まししたお湯を入れて1分程度おいたら湯呑に注ぎましょう。
茶葉は1人分で大さじ1杯が目安。
高級煎茶は茶葉がしっかりとしているので、お湯を入れてから2分程度は待ちましょう。
また、普通の煎茶より少し多めに茶葉を入れるとより一層香りと味が楽しめます。
2煎目は、すでに茶葉がお湯を含んでいるので、約70度のお湯を入れたら約15秒で湯呑に注ぎましょう。

【深蒸し茶】

深蒸し茶は煎茶の中でも茶葉を長時間蒸す特殊な製法で作られたお茶です。
一般的な煎茶より長く蒸された分、細かい茶葉や粉を含んでいます。
この細かくなった茶葉や粉を長時間急須に入れておくと苦味や渋みが溶け出してしまうので、少し熱めのお湯を使って短い時間で旨みを抽出しましょう!
お湯の適温は80度で、抽出時間は約30秒です。

一般的な急須でお茶を入れると細かい茶葉が茶こしを通って渋みが強くなるので、深蒸し茶専用の急須を使いましょう!
旨み成分が十分に引き出せれば、深蒸し茶特有のコクとまろやかな甘みが楽しめます。
2煎目は、すでに茶葉がお湯を含んでいるので、約80度のお湯を入れたら約15秒で湯呑に注ぎましょう。

【新茶】

新茶は煎茶の中でも4~5月下旬までに茶摘みされた新鮮な香りがするお茶です。
新茶はやわらかくて瑞々しい若葉を収穫した茶葉だから、熱湯だと新鮮な香りが消えてしまいます。
お湯をすぐに飲めるくらいの70度程度に冷まして茶葉を入れたら、約40秒おいて湯呑に注ぎましょう。

一般的な煎茶より茶葉を多めに入れるとお茶の香りと味が引き立ちます。
2煎目は熱湯を注いで約15秒待ち、短い時間でたっぷりと旨み成分を抽出しましょう。

【番茶】

番茶は夏~秋に摘んだ茶葉で、甘みが少なくて渋みが効いたサッパリとしたお茶です。
この渋みを活かすには煎茶の1.5倍の茶葉を使って、熱湯でサッと入れるのがコツです。
急須に熱湯と茶葉を入れたら約30秒待ってから湯呑に注ぎます。

短時間で旨み成分が抽出されれば、香ばしい香りのする渋みが効いた番茶を楽しめるでしょう。
2煎目は渋みが出やすいので、熱湯を入れたら約15秒で湯呑に注ぎましょう。

【ほうじ茶・玄米茶】

ほうじ茶と玄米茶はさっぱりとした口当たりと香ばしい香りが特徴的なお茶です。
この香りを際立たせるためには煎茶の1.5倍の茶葉を使って、熱湯でサッと入れるのがコツです。
急須に熱湯と茶葉を入れたら約20~30秒待ってから湯呑に注ぎます。

短時間で旨み成分が抽出されれば、香ばしい香りのするお茶が楽しめるでしょう。
2煎目からは抽出の待ち時間は不要で、お湯を入れたら待たずにすぐ湯呑に注ぎましょう。

いかがでしたか。
お茶の種類によって、お湯の温度や抽出時間にはこんなにも違いがあるんです!
美味しいと評判のお茶でも、お湯の温度が高すぎたり抽出時間が長すぎると渋みや苦味が強くなってしまいます。
もらったお茶の種類をあらためて再確認して、美味しいお茶を入れてみましょう!
お茶を入れる際の「基本的な準備」のポイントをおさえると、もっと美味しいお茶になりますよ!
こちらのコラムも確認してみましょう!

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