母の日にせっかくもらった特別なお茶だから美味しく飲みたいですよね!
でも、日頃からお茶を飲む人でも意外と美味しいお茶の入れ方は知らないもの。
そこで、お茶の旨みや香りを引き出す美味しいお茶の入れ方をお教えしましょう!
美味しいお茶を入れるためのコツはズバリ!
「基本的な準備」「お湯の温度」「抽出時間(茶葉をお湯に浸す時間)」の3つのポイントをおさえることが大切です!
「基本的な準備」については「お茶を入れる手順」と「お茶の注ぎ方」が重要になります。
「お湯の温度」と「抽出時間」については、お茶の種類によって適温や時間が異なります。
「お茶を入れる手順」と「お茶の注ぎ方」について下記にまとめてみましたので、美味しい茶を入れる際の参考にしてみてくださいね!
「お湯の適温」と「抽出時間」については、種類ごとにこちらのコラムで紹介しているので参考にしてみましょう!
【美味しいお茶を入れる手順】
美味しいお茶を入れるときには、まずは手順が大切です!
冷たい急須にいきなり茶葉を入れて熱湯を注いでしまうと、苦味が強いお茶になってしまいます!
下記の手順に従ってお湯を入れれば、旨みが引き立つお茶になるでしょう!
1、お湯を沸騰させる。
2、1で沸騰させたお湯を湯呑に入れて、湯呑を温めるとともに「種類ごとの茶葉に適した温度」まで冷ます。
(※「種類ごとの茶葉に適した温度」についてはこちらから)
3、沸騰したお湯を急須に入れて急須を温める。
4、急須が温まったらお湯を捨てて茶葉を入れる。
5、2で冷ましたお湯を急須に注ぎ、「種類ごとの茶葉に適した抽出時間」まで待つ。
(※「種類ごとの茶葉に適した抽出時間」についてはこちらから)
【美味しいお茶の注ぎ方】
抽出時間が経ったら湯呑にお茶を注ぎましょう!
お茶を注ぐ時には、人数分の湯呑が均一の濃さになるように「廻し注ぎ」をします。
「廻し注ぎ」とは全ての湯呑を順番にぐるぐると廻りながら少量ずつお茶を注ぐ方法です。
~廻し注ぎのやり方~
1、湯呑を人数分用意する。(今回は湯呑を3つと仮定して)
2、3つの湯呑を一列に並べる。
3、左の湯呑から順に①、真ん中を②、右を③と番号をつけると、まずは①→②→③の順番で少量ずつお茶を注ぐ。
4、次に反対の順番で③→②→①と注ぎ、最後にまた①→②→③と注ぐ。
5、最後の一滴まで注いで旨み成分をしぼり出しましょう!
急須でお茶を注ぐときには、このように急須や湯呑を温めたり廻し注ぎをすれば、お茶の甘みや渋みが十分に染み出て美味しいお茶が楽しめます!
もし、母の日にティーバッグのお茶をもらったときには、こちらの手順を参考にしてみましょう!
【ティーバッグで美味しいお茶を入れる手順】
1、沸騰したお湯を湯呑に入れて湯呑を温める。
2、湯呑のお湯を捨ててテーバッグを入れる。
3、湯呑に熱湯を注いだらお皿やラップでフタをして蒸らす。
4、30~60秒蒸らしたらフタを外してティーバッグを取り除く。
蒸らす時間は商品によって異なるのでパッケージを確認してみてくださいね。
また、ティーバッグを取り出す時に強く振ってしまうと渋み成分が滲み出てしまうので、軽く振って水滴を落とす程度にしましょう。
苦味や渋みが気になるときには、少し冷ましたお湯を使うとサッパリとした味になりますよ!
いかがでしたか。
お茶を入れるときにひと手間かけるだけで、母の日にもらったお茶がとっても美味しくなります。
また、お茶を入れる際に「お湯の温度」と「抽出時間」のポイントをおさえると、もっと美味しいお茶になるでしょう!
こちらのコラムも確認してみてくださいね!
⇒美味しいお茶の入れ方(お湯の温度と抽出時間)
⇒名産地から選ぶお茶選びのポイント【母の日に贈りたいお茶選び】
⇒日本三大茶から選ぶお茶選びのポイント【母の日に贈りたいお茶選び】