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天然の母へ【母の日の深イイ話】

「天然」の母へ

「天然」の母へ

うちの母は誰もが認める「天然」である。

以前、母が「ケータイがないない」と言って家中捜していたので、父が母の携帯にかけると
母は「誰かしらこの忙しいのにー」と言って、ピッと出て「もしもし、いま忙しくて電話は後で」と…。
そんな天然な母も今年60歳、還暦を迎える。

いま僕は33歳、母が27歳の時の子供だ。
今どき、還暦に“赤いちゃんちゃんこ”を渡すなんて、あまりにも芸がないから、
母の日に赤いバラを60本渡そうと4年前から決めていた。
その年は、母より10歳上の父が病でなくなり、母と妹を含む家族全員がだいぶ落ち込んでいたころ。
いや、正確には落ち込んでいた時ではなく、落ち込んでいるけど空元気でみんなを逆に励ましていた母の姿を見た時だ。
自分が大人になってから気付く、より大人な母に感謝の気持ちを送りたいと思っていた。

きっと、バラ60本の花束はめちゃくちゃ喜ぶだろうけど、
母は「枯れてしまうからもったいない」と言って、ベランダに吊るして
ドライフラワーか何かにするのかな。そんな光景も目に浮かぶ。

それにしても迷う。花束か、鉢植えか。いや60本なら迷うことなく花束か。
そして、色は赤なのか、ピンクなのか、黄色なのか。
そんな風に悩んでいた時、ふと思い出したのが、
妹も一緒に3人で行ったバラ園に行った記憶。
確か、千葉にあるバラ園だったと思う。
ミッキーと関係ないだろうけどディズニーランドローズなんてのもあったりして、とにかく見事で美しかった。
そうだ!母は薄いピンクと白のバラが好きだった。
そこで撮影した写真も思い出し、webサイトで検索した。
ぴったりの花束を見つけたので、母の日に届くように注文した。

忙しい毎日だけど、ネットで花束を注文できる時代。
丸1日悩んだ60本のバラの花束と、
家族を支えてくれた感謝の気持ちとともに、母への愛よ、届け。

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