母親と男の子との関係は、母親と女の子の関係とは異なるものがあります。年齢を重ねるにつれて、お互いに適度な距離を保つことは大切です。しかし、「母の日」には感謝の気持ちを形にしたいものですね。ここでは、息子から贈る母の日のプレゼントについてまとめました。
☆子どものころに贈るプレゼント
幼稚園や小学校のころは、画用紙に似顔絵を描いたり手紙を書いたりしてプレゼントするといいですね。手づくりの「肩たたき券」や「お手伝い券」なども喜ばれます。
ある程度の年齢になると、お花やハンドタオルなどを贈るといいでしょう。生花よりも長持ちするプリザーブドフラワーというものがあり、値段は少々高めですが、記念に長く飾ってもらえます。
また、近年では料理やお菓子づくりをする男の子が増えています。母の日には、お母さんが喜ぶ手料理を振る舞うのもいいかもしれませんね。どのようなメニューがいいのか悩みますが、特別なものではなくカレーライスとサラダなど、簡単なもので十分です。
子どものころはお金を使うよりも感謝の気持ちを伝えることを最優先して、いろいろと工夫しましょう。
☆社会人になってから贈るプレゼント
社会人になってから、最初の母の日までは1カ月ちょっとです。新生活に慣れるのに必死で、あっという間に「その日」を迎えてしまいます。そのため、スーパーやショッピングセンターなどへ買い物に行くたびに、母の日のプレゼント候補を探し始めておきましょう。
しかし、いざ、プレゼントを選ぶときにはけっこう悩むものです。アクセサリーなどを贈っても、使ってもらえるか不安だったり、洋服を贈ろうとしてもサイズが分からなかったりと、色々難しいですよね。しかし心配はいりません。もちろん、息子からのプレゼントはどのようなものでも喜ばれます。以前、贈ったものが使われなかったからと、落ち込む必要はありません。恐縮して大事にしまっておく、というお母さんも多いのです。気に入らなかった訳ではありませんから、自信を持って選んでくださいね。
もし、どうしても決まらない場合は、プリザーブドフラワーやお菓子などを贈るといいでしょう。それならば、家族で楽しむことができます。なお、ネット通販を利用するときは、宅配便の日時を確認することをお忘れなく!
☆結婚してから贈るプレゼント
結婚を機に、親子の間には適度な距離を置く必要が出てきますね。とはいえ、親子は親子です。母の日のプレゼントは、息子から母親へ感謝の気持ちを伝えられる絶好のチャンスになります。
ただし、息子である自分からではなく、「お嫁さんからのプレゼント」にしたほうがいいかもしれませんね。その理由は言うまでもありませんが「嫁・姑」の関係を良好に保つためには、実の息子が一肌脱ぐ覚悟が必要です。
義母(奥さんのお母さん)へのプレゼントも忘れないようにしましょう。また、自分から積極的にプレゼント選びの話をすると、奥さんにも喜ばれます。
ちなみに、どちらのお母さんに贈る場合でも、最初に奮発すると翌年からが大変ですので、お金よりも気持ちを贈るようにしましょう。また、子ども(孫)にお金が掛かるようになると、プレゼントを遠慮するお母さんも出てきますが、そういうときは素直に受けてもいいかもしれませんね。