くちなしは、「半日陰で育てる」「剪定はしない」「害虫対策をしよう」の3つのポイントを押さえると毎年花が咲きます。
【半日陰で育てる】
くちなしは日当たりが良すぎても悪すぎても花が付きにくくなります!
では具体的にどこで育てたら良いか?
それは「大きな植物の裏側」です。
くちなしは木漏れ日程度の日差しを好みます。
だから大きな植物の裏側がちょうど良い環境です。
大きな植物がない場合には壁の際や置物の裏など、直接日が当たらない場所で育てましょう!
【剪定はしない】
くちなしは「剪定はしない」と覚えましょう!
くちなしの剪定は難しく適切に剪定しないと花付きが悪くなってしまうからです。
くちなしは花が咲き終わるとすぐに翌年の花芽が作られます。
8月に花が咲き終わると9月には花芽が作られてしまいます。
だから9月以降に剪定してしまうと花芽を切り取ってしまうので、翌年は花が咲きません!
さらにくちなしは強く剪定すると花付きが悪くなります。
だから刈り込みバサミで枝の先端を全て刈り揃えてしまうとほとんど花が咲きません。
剪定をすることで花付きが悪くなってしまう可能性があるので、
ボサボサになって形が悪くなるまで剪定はしない方が良いでしょう!
【害虫対策をしよう】
くちなしは夏に「オオスカシバ」と言う害虫が発生しやすいです。
オオスカシバはお尻に鋭い角のようなものがあるアオムシで、一晩で葉を丸坊主にしてしまうくらい食欲旺盛です。
葉が全て食べられてしまうと花付きが悪くなってしまうので、
殺虫剤を定期的に散布するか防虫ネットを被せてオオスカシバを近寄らせないようにしましょう!
育てる場所・剪定・害虫のポイントを押さえて翌年も香りの良い花を咲かせましょう!