幼稚園の頃、「おかあさん、ありがとう」と何かしらのプレゼントをしてくれた子どもたち。最近何もしてくれない?忘れられてるの?そんな思いをするお母さんも多いようです。子どもたちが母の日をしてくれなくない理由は何でしょうか? やっぱり母の日を祝って欲しいときにさりげなく伝える方法も紹介します。
1.忘れているわけではないけど…「忙しい」のかも
幼稚園では、母の日は園の活動の一つとして子どもたちに何かを作らせたりしてイベントを祝ってくれます。ところが子どもが大きくなると、学校ではそのような時間が作られることがなくなってきますので、子どもたちが自然と母の日というイベントから遠のいてしまうのです。
最近の子どもたちは塾や習い事も忙しいですから、勉強や友達との付き合いで精一杯、忘れているわけではないけど、ついつい後回しになってしまい、気づいていたら終わっていた、ということもあるようです。
2.「父の日」と一緒にお祝いをされる場合もあります
もちろん、一度覚えた「母の日」の存在を、子どもたちも忘れているわけではありません。そして翌月には「父の日」もあります。2ヶ月イベントが続くのは子どもたちにとっても大変です。「母の日」「父の日」の中間あたりで、両方一緒にお祝いしようと考える子どもいます。
3.母の日のプレゼントは必ずしも「モノ」とは限らない
母の日に何ももらえなかった、といっても、プレゼントは必ずしも「モノ」とは限りませんよね。子どもたちに「モノ」をおねだりするのは難しいので、ちょっとしたお手伝いをお願いしてみてはどうでしょうか。
伝え方にもコツがあります。普段あまり動いてくれない家族には、次のように伝えてみましょう。
4.「いつも頑張れているのは○○のおかげよ」
母の日をおねだりする時言ってしまいがちなのが、「今日母の日なんだけど、忘れてない?」という言い方です。この言い方は、言われた方は何か強制されているように感じてしまい、「やらされている」雰囲気になってしまいます。イヤイヤやってもらっても、やっぱりうれしくはないですよね。
また、母の日をおねだりなんて口に出せない、という奥ゆかしい(?)お母さんもいると思います。
どちらにしても、寂しい気持ちを我慢していると、母の日がストレスにもなってしまう可能性も。そんな時には、「お母さんが頑張れるのは○○のおかげだよ!」とこちらから先に感謝の気持ちを伝えてしまいましょう。
そう言われてしまうと、言われた側にも、「自分がこうして快適に暮らせるのはお母さんのおかげ」という気持ちも自然と沸いてくるものです。子どもたちだけでなく、旦那さんに言ってみるのも効果的。母の日なら、「今日は外食しようか」なんて話になるかもしれません。
ちょっと寂しいかもしれませんが、母の日は、もらえなくて当たり前、と思っていた方が母の日を気楽に過ごせるかもしれません。でもやっぱり何もないのは寂しい、と思ったときは、こちらから先に感謝の気持ちを伝えることが、気持ちよくコミュニケーションを取るコツです。