結婚式のお祝いメッセージを送る場合などに利用することが多い電報。実は、母の日にサプライズメッセージを送るのにもおすすめです。電話やメールなどが普及した今では、利用したことがない人もいるかもしれません。今回は、電報の送り方や利点をご紹介します。
電報とは・送り方
電報とは、簡単にいうと電信を使って文書を届けるサービスのことです。郵便よりも早く届くことが魅力で、19時ごろまでに出せば当日に届けてくれるところもあります。そのため、遠くに住んでいるお母さんにプレゼントを送り忘れてしまった場合などでも、当日にメッセージを届けることできるのです。
電報の送り方は簡単で、インターネットや電話で申し込むことができます。基本的には電報の台紙やギフトをつけるかどうかを選び、送りたいメッセージを決めるだけです。NTTであればインターネットは24時間申し込み可能で、電話は局番なしの115で8時から22時まで受け付けています。NTT以外で電報を取り扱っている業者の場合は、それぞれ異なりますので確認してみてください。
電報を送るために必要なもの
電報は、受取人の氏名と送り先の住所がわかっていれば送ることができます。住所は自宅に限らず、式場や斎場にも送ることができるため、冠婚葬祭でよく利用されるのです。電話番号はわかっていた方がよいですが、なくても大丈夫なことが多いといえるでしょう。また、差出人名も記入するかどうかを選べます。これに加えて、送りたいメッセージを考え、利用用途や書式を選び、届けたい日を指定すれば完了です。届けたい日の1か月前から申し込むことができるので、母の日に向けて早めに申し込むとよいかもしれません。
電報の書き方は?
電報を打つ際には、サンプルのメッセージが用意されていることが多いです。時間がない場合や、どうしても文章を考えるのが苦手な場合は、サンプルメッセージを利用してもよいでしょう。ただし、母の日で、お母さんに日頃の感謝の気持ちを伝えたいのであれば、やはりオリジナルの文面がおすすめ。サンプルを参考にしながら、考えてみてください。1行の文字数や1ページに書ける量は決まっているので、気をつけましょう。インターネットで申し込む場合などにはレイアウトが確認できます。
電報の種類と料金
電報の料金は、メッセージ料と台紙料金に消費税を合わせたものです。メッセージ料は利用用途と文字数によって変わります。NTTで慶弔用の場合は、25文字までなら660円(税抜き)で、以後5文字ごとに90円ずつ料金が上がる仕組みです。
台紙もさまざまなものから選ぶことができ、料金も異なります。母の日におすすめの台紙をいくつかご紹介しましょう。
■押し花電報(500円~1500円程度)
きれいに押し花がされた台紙で送ることができます。
■フラワー電報(3000円~7000円程度)
プリザーブドフラワーや花束などと一緒に電報を送ることができます。
■カタログギフト電報(10000円~)
お母さんにほしいものを自分で選んでもらうことが可能です。中には家事の宅配サービスをしてくれるお掃除券のカタログギフトもあります。
電報の送り方、いかがでしたか?母の日用にギフトを用意しているところもあるので、ぜひ探してみてくださいね。今まで電報を送ったことがなければ、お母さんもきっとびっくりして、喜んでくれるのではないでしょうか。