母の日のプレゼントとしておすすめの本を紹介します。本自体に一工夫加えたあるしかけが施されているものや、癒しをあたえるもの、健康の指南書などさまざまなタイプがあるのです。気になるものはぜひチェックしてみてください。
花が飛び出すしかけ絵本
母の日の定番と言えば、お花。一般的には花束やブリザードフラワーを渡すことが多いですが、一工夫加えたいなら「しかけ絵本」を選ぶとよいでしょう。本を開いたら、キレイな花が開いて飛び出してくるしかけ。それに、絵本の中の花束は、枯れることはありません。
しかけ絵本としておすすめしたいのが、「花の神殿(恋人たちの時間)」。お花と一緒に詩も書かれており、それが気に入る方も多くいます。本を開いた状態で置いておけば、インテリアを彩る効果もあります。
しかけ絵本ではないですが、「あかいはなさいた」も母の日にピッタリな絵本。ソウル生まれのタクヘジョンさんによる作品です。さまざまな赤い花が鮮やかに描かれており、そこには定番のカーネーションももちろんあります。
可愛い動物で癒される!動物の本
日々家事に仕事に追われているお母さんは、リラックスできる時間を欲しています。可愛い動物の笑顔やユーモラスな仕草を集めた写真中心の本は、癒しを与えてくれます。ペット好きなどの動物に興味を抱いている人ならなおさら好ましいです。
松原卓二著の「笑顔のどうぶつ園 心がほぐれるリラックス写真集」は、いろんな笑顔の動物を集めた写真集。カピバラの笑顔でまず癒され、パンダやコアラなどが次々に登場してきます。どう猛な肉食動物でさえも、ほっこりとした表情を見せています。
子どもが大きくなったお母さんの心に響く本
子どもが生まれて大きくなるまで、たくさんの愛情をかけてきたお母さん。そんな実体験があるからこそ、心に響く本もあります。
人気女性作家・三浦しをん作の小説「神去なあなあ日常」は、高校卒業後に親元を離れて林業を始める少年の成長物語。ごく平凡な毎日を過ごし、将来の目標を立てられずに過ごしていた少年が、地方で生きる個性豊かな人々との交流を通じて、一人前になっていくまでを描いています。自分の子どもが故郷を離れているお母さんにとっては、息子(娘)がたくましく成長していく姿を、主人公に重ね合わせて読む方もいるでしょう。
体の不調を取り除く!ヨガ本
お母さんにはいつまでも健康でいて、長生きしてほしいもの。自分が歳をとるのと同様に、お母さんもその分年齢を重ねていきます。よって、加齢とともに体の調子に不安を来していそうな場合は、不調を取り除くための指南書がおすすめです。
ヨガは、気軽に実践しやすい運動法として人気があります。「今日から始めるインヨガ」は、入門編として基礎的な内容をまとめたものであり、1日1分でできるヨガのポーズを紹介しています。いつまでも健康でいてほしいという、子どもから親へのメッセージを込めて、プレゼントとして送ってあげると喜ばれるでしょう。
まとめ
それぞれの本に、お母さんに対してのメッセージが込められています。普段のお母さんがどのような生活を送っていて、どういった本を送るとよいかをよく吟味してください。一緒にかわいい栞や、メッセージカードを添えるとなお喜ばれます。