女性はスイーツが大好き。母の日のプレゼントとしてもスイーツは人気があります。定番スイーツもよいですが、今年はオシャレなデザート系のスイーツを送ってみるのもいいかもしれません。イタリアンやフレンチのデザートにもピッタリのオシャレスイーツをご紹介します。
1. 甘くてさわやか!「プリンジュレ」
文字通り、プリンとジュレがいっしょになったプリンジュレ。濃厚なミルク系のプリンと口当たりがやさしいジュレとのコラボです。2層になっているので見た目もオシャレ。ジュレが入ることでさわやかさが増し、甘いものがちょっと苦手、といった人にも喜ばれるでしょう。おすすめはフルーツ系のプリンジュレ。フルーツが入ったコクのあるプリンに甘酸っぱいジュレの組み合わせがピッタリです。オリジナルプリンジュレを手作りする場合は、プリンに生クリームを加えると本格派のスイーツになります。
2. 話題の新感覚スイーツ「カタラーナ」
まだ、日本ではなじみが薄いスイーツ「カタラーナ」。正式には「クレマ・カタラーナ(crema catalane)」と言い、スペイン・カタルーニャ地方の伝統的なスイーツです。カスタードの表面をキャラメリゼするスイーツでフランスのクリームブリュレに似ていますが少し違う特徴があります。クリームブリュレは卵と生クリームを蒸して作るプリンに似たスイーツであるのに対し、カタラーナはカスタードクリームを冷やして表面をキャラメリゼしたもの。キャラメリゼする前に凍らせて少しだけ溶けた状態で食べるのも人気です。
3.大人の極上スイーツ「アフォガート」
イタリアのオシャレなデザートである「アフォガート(affogato)」。affogatoはイタリア語で“溺れた”という意味で、ジェラートに飲み物をかけたスイーツです。バニラ風味のジェラートに熱々のエスプレッソをかけたものが定番ですが、リキュールや紅茶、アイスコーヒーなどの冷たいドリンクをかけるアフォガートもあります。ビターな抹茶をかけたものもおすすめです。熱いドリンクをかける場合は、濃いめのものを少量かけると、濃厚でコクのある大人の味が楽しめます。
4. ビターで大人の贅沢スイーツ「ザッハトルテ」
19世紀にオーストリア・ウィーンの料理人フランツ・ザッハーが貴族のために考案したチョコレートケーキです。フランツの息子が開業したウィーンを代表する5ツ星ホテルで提供され、一躍有名になりました。ザッハトルテはチョコレートバターケーキにアプリコットジャムを塗り、グラサージュ(チョコレートでコーティングすること)したスイーツ。本場の味を送りたいのであれば、発祥の5ツ星ホテルのもの、ウィーンの老舗洋菓子店のものがおすすめです。
5. アレンジも豊富!「パンナコッタ」
ティラミスとともに日本でも人気のイタリアの定番ドルツェ。生クリーム(panna)を煮詰める(cotta)という意味で、生クリームをゼラチンで冷やし固めたスイーツです。生クリームが原料なので、ミルクを使ったプリンよりも濃厚でコクがあるのが特徴です。そのまま食べるとシンプルなミルクの味が楽しめますが、カラメルソースやフルーツソースをかけたり、チョコや抹茶、フルーツなどを混ぜ込んだりと、さまざまにアレンジできます。
母の日に送りたいオシャレなデザートを5品ご紹介しました。お店の本格的な味をプレゼントしても喜ばれますが、ここで紹介したスイーツはどれも比較的簡単に作れるので、世界に1つしかないオリジナルなスイーツを手作りしてみるのもおすすめです。