自宅で母の日をお祝いしたり、お母さんと一緒にカラオケに行ったりという過ごし方をする人の中には、日頃の感謝の気持ちを歌で伝えたいという人もいるかもしれません。言葉では恥ずかしくて伝えられないという人でも、歌詞の力を借りれば、伝える勇気が出ることもあります。歌うことが苦手な人は、音楽のプレゼントも良いでしょう。そこで、タイプ別にオススメする、お母さんに贈りたい、母の日ソングをご紹介します。
☆恥ずかしがり屋の人にもオススメ!素直な気持ちを伝えるための名曲2選
Kiroroの2枚目のシングルとして、1998年6月24日に発売された「未来へ」は、母親の優しさや愛情への感謝、素直になれなかった母親へのもどかしさが歌詞に表されています。身近な存在ゆえに、率直に感謝の気持ちを言えないという恥かしがり屋の人にはぴったりの曲でしょう。
2008年5月8日に発売された、SEAMOの9枚目のシングル「MOTHER」は、思春期の頃にありがちな、母親への不器用な態度が歌詞として綴られています。曲の後半には、素直な気持ちが率直な言葉で歌われているため、歌詞を聴いたお母さんも、思わずグッとくることでしょう。「MOTHER」の発売は、ちょうど母の日シーズンだったこともあり、ギフトパッケージ版では、肩たたき券が同封され、お母さんとの写真も飾れるフォトスタンドデザインや言葉を添えることができるメッセージボード仕様となっていました。まさに母の日のプレゼントとしてぴったりの商品として発売された名曲と言えるでしょう。
☆色々あったなぁという人に!お母さんも思わずグッとくるオススメ2曲
息子と母親との強い結びつきを描いたテレビドラマの主題歌として大ヒットした、2007年3月21日発売のコブクロの「蕾」は、母親の死をテーマに、母親への強い想いを歌った曲です。作詞作曲を手掛けた小渕健太郎さんは、実際に実の母親を18歳の時に亡くしています。その分、リアルでとても強い愛情を感じることができる歌と言えるでしょう。母親の存在の大切さ、強い愛を伝えたいという人にオススメの曲です。
LGYankeesのメジャーデビューシングル「Dear Mama feat. 小田和正」は、小田和正が参加し、2008年5月9日にリリースされた歌です。自分を生んでくれた日からの思い出を綴ったこの曲では、途中で道を反れてしまったときに、変わらず愛情を持ち続けてくれた母親への感謝の気持ちも歌われています。同じような経験がある人は、ぜひ、感謝の気持ちと共に、お母さんへ贈ってみてはいかがでしょうか。
☆小さい子供からお母さんへ!母の日オススメの童謡2選
昔から歌われ続けてきた歌にも、名曲はたくさんあります。中でも、とてもシンプルでありながら、お母さんの魅力をたっぷりに歌った歌が、田中ナナ作詞、中田喜直作曲の「おかあさん」です。家族のために洗濯や料理をしてくれるお母さんの姿への、子供らしい素直な言葉と、そこから見えるお母さんへの想いがよく表されています。
1923年に発表された、西条八十作詞、中山晋平作曲の「肩たたき」も母の日にオススメの歌です。幼いながらに、大好きなお母さんをしっかりと見ていることが伺える、子供ののびのびとした素直な気持ちが表現されたこの曲は、実際に、お母さんの肩をたたいてあげながら歌ってあげると喜ばれることでしょう。小さい子供でも比較的覚えやすい歌詞ですので、子供からお母さんへの初めての歌のプレゼントとしてもオススメです。