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世界の母の日

mothersday25

■日本

5月第2日曜日。母親に感謝の気持ちをこめて、カーネーション、メッセージなどを贈ります。日本と同じ、第2日曜日が母の日の国は世界で多くあります。

■韓国

5月8日「父母の日」がそれにあたります。韓国語では「オボイナル」といい、“父の日”と“母の日”を同時に行ないます。日本と同様でカーネーションをプレゼントする文化もありますが、韓国で1番喜ばれる人気のプレゼントはお金のようです。

■中国

5月第2日曜日。母の日の過ごし方は、日本と同じようにカーネーションをあげて一緒に食事をすること。ちなみに中国には父の日はありません。

■台湾

5月第2日曜日。台湾では、1年の中で最も贈り物をする時期(市場が活性する時期)として、母の日があげられています。

■タイ

タイ・シリキット国王妃の誕生日(8月12日)。王妃が生まれた金曜日の色は「水色」と決められており、母の日にはタイ国民は、自分の母親や王妃への尊敬や感謝の気持ちを表すために、水色の服を着ます。お母さんに贈る花はジャスミンが主流です。

■アメリカ

5月第2日曜日。アメリカでは、亡くなった母親を追悼したいという思いからカーネーションを贈ったことが、母の日の始まり。他界している母親には白色、ご健在の母親には赤色を渡します。

■カナダ

5月第2日曜日。贈り物をしたり、家事を休んでもらってお母さんをもてなすのが一般的。贈り物では、日本のカーネーションのようにシンボル的な花があるわけではなく、お母さんの好きな花とメッセージカード、というのが主流です。

■オーストラリア

5月第2日曜日。オーストラリアでは、なんと“菊の花”を贈ります。母の日は、オーストラリアでは一大イベントで、道路沿いに花束を売っている人の姿がみられます。

■イギリス

イースター・サンデーの2週間前の日曜日。具体的には3月21日から4月24日の間ですが、イースター(記念祭)は、毎年日付が変わる祝祭日です。ギリスの母の日は、もともと”Mothering Sunday”(里帰りの日曜日)。1600年代、主人が使用人に里帰りをさせる日としたのが始まり。贈り物としては「Mothering Cake」などが一般的でした。

■イタリア

5月第2日曜日。近年、イタリア国内の主な広場では、母の日になると”AIRC(イタリア癌研究協会)”による「アザレアの花の鉢植え」が販売され、その収入の一部はがん研究のために使われるといった催しが毎年のように開かれています。

■フランス

5月最後の日曜日。「フェト・デ・メール(母親の祭日)」と呼ばれ、日頃お世話になっている母に感謝の気持ちをプレゼントなどで表します。

■ハンガリー

5月第1日曜日。「女性の日」として祝われており、小さい女の子からおばあちゃんまでがお花やプレゼントをもらえる日とされています。

■フィンランド

5月第2日曜日。ミニバラを贈るの一般的ですが、“Vuokko(ヴォッコ)”という二輪草の野の花も人気です。特に子どもたちは、当日朝、家の庭や裏の森などから摘んできて、お母さんにプレゼントします。また、ゆっくりベッドにいる母親に、家族がベッドまで花と一緒に朝食を運んで来てくれる習慣“ブレックファースト イン ベッド”があります。

■トルコ

5月第2日曜日。母の日の言葉は「母の日おめでとう!」です。日本のように「お母さん、ありがとう!」とは少し意味合いが異なります。子供の日や敬老の日と同 様、子供のいる女性すべてに対して「おめでとう」の言葉を伝え合います。プレゼントは、白い花束が典型的な母の日のプレゼントとされています。

■そのほかの国々

3月21日の春分の日に母の日としてお祝いする国もあります。エジプト、レバノン、シリア、ヨルダン、クウェート、アラブ首長国連邦、イエメンなどの中近東諸国がそれにあたります。

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