夫の母にあたる姑とは、良好な関係を築けている方も、そうでない方も、気を使って接する場面も多く何かと苦労しているのではないでしょうか。嫁の器量が試されるイベントの一つとして、母の日のプレゼントもよく挙げられますね。どんなものを用意したらいいのか、贈ったほうがいいのか、悩んでしまった方のために経験者からの声を参考に対策をまとめてみました。
母の日、姑へのプレゼントはどうする?
結婚して間もないうちは姑の好みもよく分からない状態ですので、どうしたらいいのか困ってしまいますよね。
直前で慌ててしまわないように、前もって姑のライフスタイルや好きなものをリサーチしておくといった下準備をしておくと安心です。
本人だけでなく、夫やその兄弟にも聞いておくと選択肢が広がりますよ。
■母の日、姑にプレゼントはする?しない?
もし夫が独身時代も継続して母の日にプレゼントを贈っていた場合は、継続していくケースが多いようです。
特に何もしていなかった場合は、結婚を機に贈りはじめるか選択が必要になります。
「とりあえず贈っておくのが無難」という考え方もありますが、反面、「一度贈ってしまうと辞め時が難しい」といった意見もあるのがリアルなようです。
自分が贈り続けられるかも判断の基準に入れておきたいですね。
■実際姑はどう思っているの?
嫁と姑の間柄というのは実に複雑で、「嫁いだからには娘同然」と考える姑もいれば、「あくまで息子の妻であって、姑の娘ではない」と考える方もいます。
“夫に相談したら必要ないと言われたのに、実は姑は楽しみにしていた”なんて話も。
上手く聞き出すのは難しいところですが、姑やその家族に直接探りを入れてみるのが確実な対応です。
姑にプレゼントするなら何が良い?
姑へのプレゼントは無難に花を贈るのがよいでしょう。
香りの強いユリやバラなどは苦手に思う方もいるので、なるべく避けておくと角が立ちません。
またカラーについても、白色は“縁起が悪い”と良く思わない方もいるようです。
姑の年齢や好みも考慮して、派手すぎない、淡い色味の花をチョイスしてみましょう。
■コレには気をつけて!姑に渡すプレゼントの失敗談
化粧品やアクセサリー、食べ物などは好みだけでなく「使う(食べる)機会がない」ものを贈ってしまうとマイナス印象が大きくなります。
ハンドクリームやネックレス、健康志向の調味料など、「誰でも使えそうなもの」を選ぶのが嫁としての器量の見せどころ。
“普段化粧をしていないのにアイカラーを贈ってしまった”“活躍の機会がないのにイヤリングを贈ってしまった”“ダイエット中なのにスイーツを贈ってしまった”など、どれも嫌味と取られても仕方のないチョイスですので、気をつけてくださいね。
成功すれば嫁と姑間の距離をグッと近づけるいい機会にもなりますが、失敗してしまうと取り返しのつかない事態にも陥りがちな母の日のプレゼント。
贈るか贈らないか、何を贈るかを最終的に決めるのはあなたですが、周囲の意見やアドバイスも参考にしていきたいところですね。