今では世界中で祝われている「母の日」。日本でも、毎年5月の第2日曜日を母の日とし、多くの人が贈り物をしたり、一緒に過ごしたりする習慣がありますよね。ちょっと気になる海外の「母の日」、ここでは、アメリカの母の日をご紹介したいと思います!
☆知っていた!?母の日はアメリカ発祥のイベントです。
日本でも毎年の恒例行事となっている「母の日」ですが、実はアメリカ発祥のイベントなのですよ。知っていましたか?昔、アンナという少女が、街のこどもたちのために生涯をかけて尽くした母を亡くした時、生前の母を敬うために教会に白いカーネーションの花を飾ったのが、母の日の最初の歴史です。その取り組みは、大統領が国民の祝日に制定したことでアメリカ全土に広がり、国を挙げてのイベントとなりました。つまり、日本で広く親しまれてきた「母の日」は、アメリカ発祥の習慣なのです。日本でもアメリカでも、やはり偉大な母を敬う気持ちは変わらないようです。「母の日」は、時を超えて、そして国境を超えて、今では世界中で受け継がれる、歴史あるイベントなのですね。
☆アメリカ全土で母の日は盛り上がります!
アメリカでも日本と同様、母の日をお祝いする習慣が根付いています。日本では、自分の実の母親や、結婚相手の義理の母親に対して贈り物をするのが一般的ですが、アメリカの場合、妻や母親となった自分の娘へ、また、名付け親へと、周りの「あらゆる母」へ感謝の気持ちを伝えます。また、母親から「母親を頑張る娘」へとプレゼントを贈ったり、旦那さんから妻へと贈ったりするのも、アメリカでは一般的となっています。そのため、お店で売られているギフトカードも、娘用、母用、先生用、祖母用…など、様々な種類が用意されています。母の日シーズンは、ギフトカードの売り上げもすごいそうです。
☆アメリカではどんなものを送るの?
母の日の恒例ともなっているのが、母の日ギフト。日本でも母の日シーズンになると、通販やデパート、大型ショッピングモールなどに、数多くの母の日ギフトが並びます。これはアメリカでも同じで、プレゼントやメッセージカードを贈る習慣が根付いています。プレゼントの内容としては、カーネーションやバラの花、アクセサリーや洋服、バッグなどのファッション小物、本やガーデニング用品などが一般的です。昔はカーネーションの花をプレゼントするのが主流でしたが、枯れてしまうので…とブリザードフラワーにしたり、洋服やコスメなどのモノを贈ったりする人も増えてきました。アメリカでも日本でも、固定概念にとらわれない、お母さんが一番喜ぶプレゼントを考えて贈っているようですね!